奴隷区 6巻徹底ネタバレ｜無料試し読みあり

この記事では【奴隷区〜僕と23人の奴隷〜6巻徹底ネタバレ｜無料試し読みあり】という内容をお届けしていきます。

団体戦が行われたり、主人と奴隷が目まぐるしく入れ替わったりと、どんどんわけがわからなくなってきている感じ。

６巻では★マークの正体が明らかになります。

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奴隷区〜僕と23人の奴隷〜5巻の【SCM】勝負

台東フジコ◯ー☓文京ゼンイチ・杉並ルシエ・目黒マサカズ
勝負：不明

江戸川リュウオウと大田ユウガに挑戦状を送りつけた、自称”あたまがおかしい人”＝台東フジコは、手始めにリュウオウの奴隷で入院中だった文京・目黒、加えて杉並の3人を一気に奴隷にした。

豊島アヤカ◯ー☓墨田ズシオウマル
勝負：早食い

荒川エイアを服従させたい大田ユウガは、エイアの愛犬・ズシオウマルを奴隷にしようと画策。

アヤカとズシオウマルに、フォークとナイフの早食いという異様な勝負をさせる。ユウガの思惑通り、アヤカが勝利する。

台東フジコ◯ー☓太田ユウガ・豊島アヤカ
勝負：ママに会ったら負け

満員電車に乗っていたユウガは、突然台東フジコに襲われ、捕獲される。

連れて行かれた先で、すでにアヤカはフジコの奴隷にされており、ユウガもまた自分の母親にふんどし姿をさらした上に負けるという屈辱を味わうことに。

荒川エイア◯ー☓太田ユウガ・渋谷サチ
勝負：じゃんけん他

ズシオウマルやアヤカに酷い仕打ちをしたユウガを許せないものの、どうしても憎みきれないエイアは、結局ユウガを救い出し、自らの奴隷にした。

【SCM】を装着し主人となったエイアは、その後、渋谷サチという女も奴隷にする。

足立シヲリ・中央アタル・中野タイジュ・新宿セイヤ・品川ゼロ◯ー☓台東フジコ・文京ゼンイチ・杉並ルシエ・目黒マサカズ・豊島アヤカ
勝負：奴隷渡り

「江戸川リュウオウチーム」対「台東フジコチーム」の団体戦。

勝負は、水中背渡しリレー（＝奴隷渡り）

フジコは様々な手段でリュウオウチームを妨害、シヲリを追い詰めるが、最後は自ら罠にハマり敗北。リュウオウの奴隷となる。

奴隷区〜僕と23人の奴隷〜6巻の収録話

SCM 001X：葛飾ジュリア蝶編１
SCM 001X：葛飾ジュリア蝶編２
SCM 0017：北ミナミ１
SCM 0017：北ミナミ２

奴隷区〜僕と23人の奴隷〜6巻の徹底ネタバレ

SCM 001X：葛飾ジュリア蝶編１

ある日GPS上に見たことのないSCM反応が現れた。

フリーの反応を表す「■」でも、主人の反応を表す「●」でも、奴隷の反応を表す「▲」でもない。

謎の「★」マーク。

そして、その★反応と一緒に、主人の●もあった。

葛飾ジュリアはリュウオウに命令され、★反応が表れた学校に潜入調査をすることに。

ですが、潜入調査を続けて１ヶ月が経過しても、★反応とその主人●に関する情報を得られずにいました。

とある日。

ジュリアは体調が悪くなり、保健室で休むことに。

保健室の先生は、ジュリアと同じように潜入調査を命じられた「台東フジコ」です。

フジコが職員会議のため保健室を抜けると、１人の女子生徒がやってきました。

「私たち・・・SCMでしょ？手紙、嬉しかった」

ジュリアは手紙を渡した覚えがなかったため、現状が理解できずにいました。

【手紙の内容】

突然の手紙でごめんなさい。

ヘンに思われるかもしれないけど、実はアナタのことずっと見ていたの。

始めて見た時から。

ずっと気になっていて…

私ってヘンだよね。

もしよかったら保健室で待っています。

合言葉は…SCM

葛飾ジュリア

取り乱すジュリアでしたが、ちょうどフジコが戻ってきて「どうせ彼女は何も知らない。誰かに利用されただけ」と言いました。

後日。

ジュリアは玄関でとある生徒に絡まれます。

「昨日はあのレズとヤったのかよ？ヤったんだろ？”春のジャマイカ”のブログみたいなこと」

この生徒の名前は「北ミナミ」

ミナミのSCM反応は主人を表す●でした。そして、どうやら★についても知っている様子。

その後、ジュリアはミナミから「放課後、家庭科室に来い」」と命令されました。

ミナミのことをリュウオウたちに相談するジュリア。

リュウオウは「北ミナミをさらおう！」と提案します。

が、ジュリアは再び体調不良に見舞われてしまいます。

フジコがジュリアの検査をした結果、妊娠していることが発覚。しかも、相手はリュウオウのようです。

ジュリアはリュウオウに対して依存心を抱いており、リュウオウには自分がいないとダメ・・・と思っていました。

フジコは堕ろしなさい、といいますが、ジュリアは受け入れようとしません。

その後、ジュリアはフジコから「あなたは第二段階の奴隷になっている」ということを聞かされます。

奴隷の【第二段階】
奴隷として2000時間（およそ3ヶ月）を経過すると、奴隷は主人に心まで捧げるようになる。

「リュウオウへの気持ちは、全部SCMが創り出した幻想よ」

SCM 001X：葛飾ジュリア蝶編２

放課後。

ジュリアは気持ちを押し殺しながら、フジコと2人で家庭科室に向かいました。

家庭科室に入ると、ミナミの他にもう1人先生がいました。

「ようこそ！あの★反応は僕、世田谷ツバキのものです」

そして、ジュリアはミナミから勝負を申し込まれます。

勝負の場所を決めたのはフジコで、駅前の地下駐車場で行うことに。

ツバキは一旦荷物を取りに行くとのことで、フジコは監視役として一緒についていきました。

計画通り、ミナミとツバキを外に連れ出すことに成功。

外に出ると、ツバキは★反応の正体を明かしました。

「これは世界にひとつしかない、特別なSCM。その名も・・・J-SCM」

【ジャッジメント（JUDGEMENT-SCM】

ツバキは墨田教授が作り出したSCMを盗み出し、独自に改良を加えて配布をしたのでした。

なぜツバキはSCMを配布したのか？

「人間を健全な方向に導きたいから」

そう答えるツバキでしたが、考え方は”狂ってる”としか言えませんでした。

地下駐車場に到着。

予定では中央アタルがミナミをさらうのですが。やってきた車はアタルのものではありませんでした。

なんと、さらわれたのはジュリア。

ここに来る前にフジコはツバキの奴隷になっており、ジュリアは反対に利用されてしまいました。

ジュリアの拉致を計画したのは、練馬ムオンでした。

「北ミナミはボクの孫なの、気性の荒さは折り紙つきよ。なんたって・・・ボクを奴隷にしちゃうくらいだから」

ジュリアはミナミにSCMを装着させられそうになるのですが、自分のSCMを噛み砕いてしまいました。

【ジュリアはリュウオウ様のもの。いつまでもいつまでも・・・リュウオウ様はジュリアの神様だから・・・】

この様子を見たツバキは、ジュリアが奴隷の【第三段階】に移行している、と考えました。

「さあ、勝負の時間ですよ。見せてもらいましょう・・・第三段階の能力を」

SCM 0017：北ミナミ１

ジュリアが噛み砕いたSCMは修復が行われているところでした。

SCMは24時間以上外したままにすると、脳がダメージを受けてしまいます。

が、まだ24時間も経っていないのに、ジュリアの様子がおかしい…。

ミナミはツバキにどうすればいいか？と尋ね、勝負を申し込んで下さい、と言われます。

すると、それまで様子がおかしかったジュリアが正気に戻ります。

そう、ジュリアは”フリ”をしていただけ。

そして、勝負の内容を悟ったジュリアがミナミに勝負を申し込みます。

【”覚悟の重さ”　3時間以内に体重をより多く減らした方が勝ち・・・でしょ？】

”覚悟の重さ”
3時間以内に体重をより多く減らした方が勝ち。
●ルール
・手段、方法は問わない
・部屋から出てはいけない（トイレは除く）
・1時間ごとに途中経過の測定を行う
・体重は勝負開始時に体重計で測定した数値とする

ジュリアはSCMを装着していないというのに、勝負を申し込んだ途端に”カチッ”という反応が。

ツバキの見解によると、ジュリアの脳がSCMを記憶し、錯覚を起こしたとのこと。

【これが・・・第三段階】

ミナミはこの勝負を予測し、体重測定の前に小銭や水を飲んで体重を増やしていました。

1回目の測定で、ジュリアは-100gなのに対し、ミナミは-1000gでした。

2回目の測定でも、ジュリアは-300gで、ミナミは-1200g。

ミナミが最後の追い込みをかけようとすると、ツバキとフジコは監視室から退室。

するのですが・・・ツバキはこの時点で勝負の結果を知っていました。

残り時間3分、最終測定。

ジュリアのスカートには”おもらし”をしたかのようなシミができていました。

ミナミが「早くトイレに行け」と言うのですが。

ジュリアはおもらしをしたのではなく、【ずっと血を抜いていた】のでした。

結果、ジュリアは-2300g、ミナミは-2000g。

勝負はジュリアの勝ちとなりました。

SCM 0017：北ミナミ２

ミナミは祖父のムオンを毛嫌いしていました。

裏から手を回すようなことをしていたのですが、ムオンは一切知らないフリ。

その後、ミナミが１人で屋上にいるところに、ツバキがやってきました。

「あなたは人の上に立つ魅力と能力を兼ね備えた人間。ところが今のあなたは、おじいさんの手のひらで踊るただの人形。実にもったいないことです」

【SCM、この器具を使えばあなたは独り立ちできる】

ミナミはSCM勝負でムオンに勝利し、奴隷にしました。

これで１人前だ・・・と思っていたものの、ジュリアとの勝負に敗北。

ジュリアは１人では何もできないような人形。そんな女にミナミは負けたのでした。

勝負の後、ミナミは奴隷であるムオンを利用するため、電話をするのですが・・・

「遅かったですねえ、ミナミさん。申し訳ないですが、あなたのおじいさん”練馬ムオン”は僕の奴隷にしてしまいました」

電話に出たのはツバキでした。

ツバキはムオンを奴隷にするために、ミナミを利用していたのです。

「ミナミさん、あなたは練馬会長の孫という以外、なんの魅力もないただの生意気なガキなんですから」

落ち込むミナミ。

ですが、ジュリアは”白い蝶”を追いかけるように外に出てしまいます。

ミナミがジュリアを追いかけて行くと、そこにはリュウオウと奴隷たちが。

「リュウオウさま！！」
「来るな！」

なんと、品川ゼロがリュウオウの背後から首を締めてしまいました。

「数日のうちに主人と奴隷が結構入れ替わったみたいだ」

エイア・ユウガ・ズシ・サチは、とある人物と勝負をしようと考えていました。

【いよいよすべてのSCMを集める時が来た】

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奴隷区〜僕と23人の奴隷〜6巻の感想・レビュー

結構な人数が出てきたので数を数えてみたら、もうほとんどのキャラが出揃ってるんですね。話の感じからも終盤に来てるっぽいですし、このまま勢いのあるうちに最後までいって欲しいです。

目まぐるしく奴隷と主人が入れ替わり、星印の世田谷も登場して先手を打つ、裏をかく、罠を張り巡らしたりと飽きさせない。

ジュリアは前々から頭弱いというか洗脳されやすいというか元の素直さが悪い方向に向かってしまったんだなあと思った。しかしリュウオウ自体まだ子供なのに本当にリュウオウの子供妊娠してるのかな？それはちょっとね……台東フジコが意外にまともな人間だった。もう少しで終わりそう。

ジュリアが学校潜入で友達になった二人が、芸人のハリセンボンに見えて仕方がないです。主人と奴隷がまた入れ替わる。★マークの正体が分かり、新しい勢力になったようで。今回はジュリアメインの話。ジュリアのリュウオウ愛っぷりが、痛々しすぎて辛い。

ジュリアがまだ幼い御主人様＝リュウオウの子を孕んでいる展開には・・・(何時の間にsexした?)強制的に恋人セイヤと別れさせられた傷心のジュリアを思うとSCM関係無しに彼女が御主人様に従属するしかなかったのだろう。セイヤはそれを知れば自分を責めるんだろうな。この巻は進行が遅いがジュリアの寂しい気持ちとSCMが精神に与える奴隷ジュリアの第二段階から三段階の崇拝・恋心に変異してしまった心理描写が漫画らしく美麗に悲しく切なく綴られていて、読んでいる女性読者にはかなりツライと思う。ジュリアが純心過ぎて拍車がかかる。