夢の雫、黄金の鳥籠の9巻を徹底ネタバレしました。
皇子を産み、母となったヒュッレム。皇帝の位を継ぐ者以外は殺される、過酷な皇位争いも絡んできて、一層目が離せない、大歴史ロマン9巻。
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夢の雫、黄金の鳥籠 9巻の主な登場人物は?
- スレイマン1世:若く、自信に満ちあふれたオスマン帝国皇帝。ヒュッレムを寵愛する。
- イブラヒム:スレイマンが信頼を置く側近、自分が皇帝に献上したヒュッレムと恋仲に。現在ロードス島に同行。ヒュッレムを下賜してもらおうと功績を立てようとしている。
- ヒュッレム:奴隷としての生活から抜け出し側室となった、貧しい村出身の少女。メフメト皇子の母となり、権力を確立する。
- ギュルバハル:皇帝の第一婦人であり、皇子ムスタファの母
- シャフィークとメフメト:イブラヒムが、ヒュッレムのもとに残した小姓達。暗殺者の顔を持つ。
夢の雫、黄金の鳥籠 9巻のあらすじ
イブラヒムがヒュッレムに別れをつげ、戦地へと旅立ちました。皇子たちが健やかに成長していく中ヒュッレムとギュルバハルの胸中は穏やかではありません。どちらの皇子が皇帝となるのか、母となった女同士の戦いは続いていきます。
夢の雫、黄金の鳥籠 9巻のネタバレ
イブラヒムが戦地へと赴いたあと、スレイマンは毎夜のようにヒュッレムを寝床へと侍らせます。周囲の女官たちはヒュッレムがスレイマンに愛されていると思っており、その愛情を疑おうともしません。
ただ一人、ヒュッレムだけはスレイマンは自分を愛しているのではなく、イブラヒムからの贈り物である自分に興味を持って、面白がっているだけだと心を曇らせるのでした。
そんなヒュッレムのもう一つの悩みが、後継者争いです。
メフメト皇子を産んだもののスレイマンにはギュルバハルとの間に7歳のムスタファ皇子がおり、どちらかが皇帝となった場合、残されたものは殺される掟となっています。
ギュルバハルはムスタファを少しでも有利にしようと、成人の儀式を行いたいとスレイマンに進言します。
それに対して、ヒュッレムはまだ早いとスレイマンに進言し、スレイマンはそれを受け入れます。周囲は、ヒュッレムの願いを皇帝が受け入れたことに、やはりヒュッレムこそ一番愛されていると思います。
それでも浮かない顔のヒュッレムに対し、シャフィークとメフメトは、自分たちはヒュッレムのために、いつでも暗殺することを厭わないと告げるのでした。
7歳のムスタファ皇子は、理髪で人懐こい男の子でした。勉強することが好きで、図書館に通うヒュッレムをうらやましがり、一緒に連れて行ってくれとねだります。
ヒュッレムはそんなムスタファ皇子の姿をみて、暗殺という道ではなく、殺さずに生きる道を探るとシャフィーク達に告げたのでした。
その頃、ヒュッレムが第二子を授かっていることが判明します。後継者争いで、ヒュッレムが一歩先を行っていることは戦地にいるイブラヒムにも届きました。
皇帝の後継者が決まれば、その後見人には、大宰相である自分がなることに思い立ったイブラヒムは、自分の子かもしれない皇子の後見人にはなれないと葛藤するのでした。
無事、勝利を収めたイブラヒムの元にも妻となったハディージェからヒュッレムの第二子妊娠の知らせが届きます。今度の子は、確実にスレイマンの子であるため、イブラヒムはこの第二子をこそ、後継者としたいと思うのでした。
ムスタファ皇子は聡明な子でした。ある日、ヒュッレムに対し、自分を殺す気かと率直に尋ねます。そして、まだ殺されたくはないしまだまだ見たいものがあると告げます。
ヒュッレムはその質問に、メフメト皇子もつれていってほしいと言い、言外に殺す気はないと伝えたのでした。
誰も殺さないために、必要なのは後宮の頂点に居続けること、そのためにスレイマンに愛され続けると、ヒュッレムは決意したのです。
夢の雫、黄金の鳥籠 9巻の感想
ヒュッレムが誰の血も流さないと決意したのとは裏腹に、イブラヒムの思いは不安になるばかりですね。
皇子たちはとてもかわいらしく、ドロドロした大人の争いとは無縁に思えていましたが、たかだか7歳の子どもが自分が殺されるかもしれないと理解している状況は異常だと思いました。
皇帝になったもの以外は殺されるというのは、最初から反乱の恐れを消しておくためという意味もあるのでしょうが、ヒュッレムの言うように殺し合いではなく、共存の道を選ぶことが出来れば、幸せな未来につながっていきそうだと、つい夢見てしまいます。
そんなヒュッレムの思いをよそにイブラヒムはなんだか不穏な考えを持っているようですね。
確かに、第1子は自分の子かもしれないとは言え、生まれてくるはずの第2子を王にするというのは現時点では、自分の子を殺す必要があるということですから、一体どうなってしまうのでしょうか。
この巻の巻末には、「皇帝陛下の一日」という短編が収録されています。
職務に追われたスレイマンが、最終的に行くところはヒュッレムのところで、それに振り回されるのはイブラヒムというなんのたわいもない話なのですが、この短編のように毎日が平和に続いていけばどんなに幸せなことだろうと思わずにはいられませんでした。
小さなころに、生まれ故郷を離れ暗殺者として育て上げられた、シャフィークとメフメトもそうですし、そもそも奴隷としてさらわれてしまったヒュッレムもそうですが、自分自身の人生を、自分たちで選ぶことが許されないこの時代の厳しさをまたしても思い知らされたような、そんな第9巻でした。
余談になりますが、メフメト皇子が生まれたことで、この巻からは小姓のメフメトと皇子のメフメト。
二人のメフメトが登場しています。途中でヒュッレムもそれに気づき、小姓のメフメトにソコルルという愛称がつきました。
私はこの小姓達がお気に入りのキャラなのですが、殺さないという姿勢をヒュッレムがとった以上、暗殺者の彼らの出番は少なくなってしまうのかもしれません。
少し寂しいけれど、彼らがこの先どうなるのか、続きが気になります。
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