僕だけがいない街 2巻徹底ネタバレと感想・レビューまとめ

この記事では【僕だけがいない街 2巻徹底ネタバレと感想・レビューまとめ】という内容をお届けしていきます。

母親殺しの犯人に仕立てあげられた悟。リバイバルによって過去に戻ることができましたが、戻った時代は18年前でした。

●2巻のあらすじ・徹底ネタバレ
●感想・レビューまとめ
●無料試し読みができるサイト

これらについてまとめました。

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僕だけがいない街 2巻の収録話

7話：失われた時間　1988.02
8話：私だけがいない街　1988.02
9話：失敗の始まり　1988.02
10話：クリスマスツリー　1988.02
11話：くり返す光景　1988.02
12話；バースデー・パーティー　1988.03

僕だけがいない街 2巻のあらすじ・徹底ネタバレ

7話：失われた時間　1988.02

今日は昭和63年2月15日。

悟はまだこの時代に慣れることができず、どこかきょどきょどしている様子です。

悟がアパートに帰って横になっていると、お母さんが帰ってきました。が、お母さんは悟の様子に異変を感じていました。

悟は18年前、この当時の時間を「幸せ」と感じると同時に、リバイバルのチャンスを失ってたまるかとも感じていました。

それにしても、リバイバルで戻ってきた時代がなぜ18年前なのか？

それは、同級生の女の子「雛月加代」の存在があったからです。

加代は3月に失踪してしまいますが、悟が戻ってきたのはその前の月の2月でした。

加代とした悟は不思議な言葉を投げかけられます。

藤沼ってさ、あたしと一緒で「ニセモノ」だから
友達？じゃ、あたしの為に人を殺せる？

8話：私だけがいない街　1988.02

【雛月から「真犯人」にたどり着けるのでは？】

そう思った悟は加代からもっと話を聞こうとします。そして、1人の男の子と仲良くなります。

「ケンヤ」周りの友達と比べると大人っぽく、冷静に物事を考えられる性格のようです。

ケンヤに「文集読んでみな」と勧められ、アパートに帰宅してから読んでみる悟。

そして、加代が書いた文集のタイトルが「私だけがいない街」でした。

加代の文集を読んだ悟は「これは紛れも無くSOSだ」と感じ取ります。

9話：失敗の始まり　1988.02

徐々に加代と仲良くなっていく悟。加代も悟に対して徐々に心を開いているようです。

が、スケート対決で手を抜いてわざと負けたことで「あたしにウソつかないって・・・言ったべさ」と言われてしまします。

29歳にもなって・・・と自分を責める悟。

後日、担任の「八代先生」の机から名簿を探す悟。どうやら誕生日を知ろうとしているようです。

そして、加代の誕生日が3月2日だとわかると【Xデーは3月1日だ・・・！】ということに気付きます。

その後、加代のアパートに向かいますが、荒れていてなにかおかしな様子。

小屋の扉を開けると、全身あざだらけの加代の姿が・・・！

悟の背後からやってくる加代のお母さん。その表情は狂気に満ちていました。

10話：クリスマスツリー　1988.02

虐待のことを知った悟、担任の八代先生も虐待の事実を知っていたようです。

ただ、先生の立場上どうこうすることができないため、八代先生は児童相談所へ通報する準備を整えていました。

下準備は万全、あとはいつ実行するか。

2人で廊下を歩く悟は「クリスマスツリーを見に行こう」と提案します。

今は2月ですから、加代は冷たく「バカなの？」と一言。

その後、半ば無理やり加代をとある場所に連れて行く悟。雲ひとつない星空の下、山道を登っていった先には・・・

【2月のクリスマスツリー】がありました。

加代は「バカなの？・・・2月だよ」といいますが、その表情はどこか嬉しそうです。

11話：くり返す光景　1988.02

土曜日、科学センターに行こうと加代を誘う悟。

ただ、土曜日は加代がお母さんから虐待を受ける日。悟は加代のお母さんを説得しますが、当然のことながら応じてくれません。

加代は悟と一緒に行きたいことを頷いて伝えます。

【色ボケんな、このガキ共】

加代に向かって手を挙げるお母さん。すると、誰かがその手を受け止めます。

その人物は、悟のお母さんでした。何とか冷静さを取り戻した加代のお母さん。

2月27日土曜日、加代は無事に悟と科学センターに行くことができました。

ただ・・・悟は「デジャヴ：既視感」を感じていました。

実は、加代も科学センターが好きだったのです。さらに、18年前同じ会話をしたことも覚えていました。

【過去を変える・未来を変えるつもりが、同じ刻を繰り返している・・・】

12話；バースデー・パーティー　1988.03

昭和63年2月29日

この日は加代が連続誘拐殺人事件の最初の被害者となる前日。事件を食い止めるためには「事件そのものを無くす必要」がある。

そのためには「白鳥潤：ユウキさん」を助ける必要がありました。

喋り方はどんな感じだった？
すぐにいい人って思った？
頼まれごとをされていないか？

悟は警察からこういったことを聞かれたようです。そのことを思い出しながら、事件がなかったことにしようと行動します。

昭和63年3月1日

この日はXデーですが、加代を守るために悟は常に一緒に行動していました。

1人にしなければ大丈夫。

そう思った悟は加代を送り届けた後も、時計を持って家の前で待っていました。

昭和63年3月2日

加代はいなくなりませんでした。Xデーを乗り切り、加代と誕生会を過ごすことができた悟。

ですが・・・その翌日、学校に加代の姿はありませんでした。

【雛月と最後に交わした約束は、果たされなかった】

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僕だけがいない街 2巻の感想・レビューまとめ

2巻で急に面白くなってきた．過去を変えようと様々な努力をして，それがようやく形をなした―そこからの急転直下にぐっと惹きつけられた．早く続きを読もう．

時が巻き戻ったところから話は始まります。
今巻は本筋とは違うところに再上映(リバイバル)があると思ったのでこの事、この言葉については言及しません。
主人公28歳が小学生時代に立ち戻り最悪の未来を変えようとします。
些細な変化が未来を変える種だと考えて小学生の主人公は行動します。凄くほっこりするし読んでいて好きになってくるんですよね。ですが…

言い方は良いのかな？
最悪の恐怖がスパイスになっていてさらに良い味を出しています。これから起こる事も場面場面で起こった事も、1巻とは違い無駄が全く無いように思えます。
これは完結する頃には凄い作品になってるでしょう。続き読みたいです。

母の死をきっかけとした【再上映】で、１８年前の過去にとばされた悟。
かつてない程の過去にとばされた先で見たもの、それは…連続誘拐殺人事件で殺された少女・雛月加代の家庭内に潜む闇だった…！？

再上映で思いがけず小学生時代まで戻った悟。これ予想外すぎる。
いくらなんでも２８歳からいきなり１０歳に戻されたら記憶がやばそう。
そしてここで序盤にちらっと出てきた雛月ちゃんの事件に繋がるという展開。
ここを変えることで未来のお母さんの死も回避できるかもしれないとか、責任重大だ。
悟が積極的に行動を起こすことで変わっていく展開。雛月ちゃんすごい可哀想だけど、すごい可愛いな。
あとお母さんの頼もしさ。さすが女で一つで子供育ててるだけあるな。
それだけに最後の焦燥感が半端じゃない。マジか…。

面白い！一気に読んじゃいます。
1巻より面白い。18年も前に戻ってしまった悟。過去を変えてクラスメイトや母を救おうとするけれど。。過去を変えられなかった。何故？？3巻も一気に読んでしまいそうです。
雛月加代、大人になったら美人に成長しそうです。
大人になってから小学生やり直すって、コナンみたい。このままずっと18年をやり直すのも、面白そうではある。