僕だけがいない街 4巻徹底ネタバレと感想・レビューまとめ

この記事では【僕だけがいない街 4巻徹底ネタバレと感想・レビューまとめ】という内容をお届けしていきます。

殺人・放火未遂容疑で逮捕されてしまった悟。ですが、逮捕の間際に「見覚えのある目をした男と目が合います。こいつが真犯人・・・？

●4巻のあらすじ・徹底ネタバレ
●感想・レビューまとめ
●無料試し読みができるサイト

これらについてまとめました。

[漫画]僕だけがいない街の試し読みはこちらから

下の青文字をタッチすると、まんが王国のトップページが開きます。

そこから【僕だけがいない街】と検索すると、＜無料＞で試し読みすることができます。

また、まんが王国はスマホ・PC・タブレット、全ての端末に対応しています。

＞＞まんが王国から【僕だけがいない街】と検索

【まんが王国の”ココ”がオススメ！】
1.＜無料＞でじっくり試し読みの充実度がダントツ
2.日替わりで1巻丸ごと試し読みができる
3.每日ゲットできる来店ポイントがある
4.まんが王国でしか読めない作品が多数
5.紙の単行本よりも＜お買い得＞

無料試し読みじゃ物足りない方へ...

U-NEXTを使えば、1冊まるまる無料でまんがが読めちゃいます！！！
▶▶U-NEXT(ユーネクスト)で好きなマンガを1冊まるごと無料で読む方法

※いますぐ利用する場合はこちら※
▶▶今すぐU-NEXTに無料登録して好きなマンガを読んでみる！

僕だけがいない街 4巻の収録話

19話：ラストチャンス　1988.02
20話：正義の味方　1988.02
21話：隠れ家　1988.03
22話：カクレガ　1988.03
23話：輪（ループ）の外へ　1988.03
24話：母と母と　1988.03

僕だけがいない街 4巻のあらすじ・徹底ネタバレ

19話：ラストチャンス　1988.02

幼少期の悟は、小学1年〜2年の「アツコ」という女の子が好きでした。

よく一緒に遊んでいたものの、サトルちゃんは二番目にスキ、ツトム君っていうケッコンするってきめた男の子がいる、と言われます。

悟は何かが崩れてなくなるような感覚に襲われ、翌日ツトムを探し回りました。

ツトムを見つけたのはいいものの「一緒に遊ぼうか？」と言われ、自分自身はツトムに敵わない・・・と現実を突きつけられました。

それからも悟はアツコとよく遊びました。

雪が降りしきるとある日、悟とアツコは不良のような見た目をした作業員から呼ばれ、事務所の中に入りました。

作業員は良心で事務所に入れたのですが、社長は勝手にガキを入れるな、と怒り、その従業員を殴りました。

逮捕される瞬間、なぜかこのことを悟は思い出していました。なぜ？今この時？

「今だからこそ」「今になったからこそ」思い出し、気付くことができたんです。

【あの目は、アツコが小屋に入って行く時の目だ！】

その瞬間、悟は再び1988年にリバイバルすることができました。

【これが最後のリバイバル（再上映）だ・・・！】

20話：正義の味方　1988.02

【悟、お前は誰？】

悟はケンヤに質問されました。ケンヤは悟のようすを不思議に感じて、カマをかけていたのでした。

悟は加代のことばかりに夢中で、それ以外のことが無防備でした。

そんな悟は「正義の味方・・・になりたい人」と質問に答えます。そして、ケンヤには本当のことを話そうを決意します。

後日、悟はユウキの部屋を訪れ何かを物色しています。

ユウキは逮捕された後に「同性愛関連の書籍がある」という証拠が出てくるのですが、この時、ユウキの部屋にそんな本はありませんでした。

つまり、真犯人がユウキの部屋に後から置いた、ということになります。

1988年3月2日
再び加代の誕生会が開かれました。

悟は誕生会を抜け出し白鳥家に行き、自転車・バイク・車のタイヤの空気を抜いています。ユウキの移動手段を無くすためです。

そして、石を投げて窓ガラスを割ります。これで警察がアリバイを証明してくれます。

その後、悟は階段の下に隠れて真犯人が来るのを待ちました。

右手には使い捨てカメラを改造して作ったスタンガン。これを当てて階段から転げ落とせば・・・。

そこにやってきたのは「加代の母親」加代の母親さえ排除してしまえば、加代は死なずにすみます。

【排除だ】

悟が右手を振り上げた次の瞬間、スタンガンが上手く作動しませんでした。

そして、ケンヤがやってきて「母親が無傷で残って、お前が裁かれて消えるのが一番マズイ」と言います。

なぜケンヤがここにやってきたのか？

ケンヤはここ2日間悟のことを備考して、危ないことをしようとしたら【俺が止める】と決意していたんです。

そして、2人は本格的に強力し【加代を誘拐する】ことにしました。

21話：隠れ家　1988.03

【今からお前のこと誘拐するけどいい？】

加代は相変わらず「バカなの？」と言いいますが、あっさり承諾。そして、隣の泉水小にあったバスを隠れ家にします。

【ありがとう、悟、賢也君】

加代が顔を赤くして2人にお礼をいいます。

3月3日木曜日、この日加代は学校に来ていませんでした。まだこれといった動きはなく、加代のお母さんも特に動いてなさそう。

【この先は未知の領域】

22話：カクレガ　1988.03

加代が隠れているバスに誰かがやってきます。

悟ではない大人の男性のよう。加代は息を潜め隠れ、何とか見つからずに済みました。

翌朝、悟のお母さんは悪いことしてるんじゃないの？と尋ねますが、どうやら全てお見通しの様子。

悟はお母さんからもらったお弁当を加代に渡します。するとそこには「息子の好物ばかり入れてみたよ。藤沼佐知子」という手紙が入っていました。

3月4日金曜日
この日も加代は欠席。

真相を知っているのは悟とケンヤだけですが、担任の八代先生は何かに気付いている・・・？

その後、八代先生は悟と話をし「児童相談所に連絡した」ということを伝えます。

児童相談所が介入するということは、加代が保護されることになります。つまり・・・別れの時が近いということ。

【悟、遅くなったけど・・・誕生日おめでとう】

以前のリバイバルでは貰うことができなかったプレゼントを、加代から貰うことができました。

幸せの時間も束の間、加代は機能の出来事をみんなに相談します。

そして、その男性が置いていったリュックサックを開けてみると、ロープ・サランラップ・長靴・テープ・覆面・ライト・スプレーボトルなどが出てきました。

これを見て、悟だけが瞬時に理解しました。

【しかも、このバスがあるのは、事件第二の犠牲者「中西彩」が通う泉水小】

23話：輪（ループ）の外へ　1988.03

【このバスはダメだ・・・ここは事件の輪（ループ）の真っ只中だ・・・！】

悟はすぐにここを出ようと提案します。そして、悟達が向かったのは・・・なんと、悟が暮らす家でした。

「悟、説明して」
「途中で投げ出さなかったらこうなった」

【でかした、あんた達】

お母さんは悟の行動を前向きに評価していました。しかも、こうなることを予想していたかのように、カレーを作って準備していました。

お母さんは翌日の7時に八代先生と会う約束をします。ですが八代先生は、再び誰かに電話をするのでした。

24話：母と母と　1988.03

後日、悟・悟のお母さん・加代の3人は加代の家に向かいました。

加代のお母さんは扉を開けた途端に手をあげてきます。そして、近くにあったスコップで悟のお母さんを殴ろうとします。

間一髪直撃を避けることができたものの、頭に傷を負ったお母さん。

加代の母親は加代から押さえられ、動揺を隠しきれませんでした。そして、石狩振興局自動相談課の職員がやってきて、事無きを得るのでした。

物語はハッピーエンドを迎えそうな流れですが・・・まだ【真犯人】を突きとめたわけではありません。

ようやく加代を救えただけ。まだ一歩進んだだけです。

[漫画]僕だけがいない街の試し読みはこちらから

無料試し読みじゃ物足りない方へ...

僕だけがいない街 4巻の感想・レビューまとめ

「今からお前の事、誘拐するけどいい？」
斬新過ぎる誘いの一言ですねぇ。

最後のリバイバル。もうやり直しはできない。覚悟の末に踏み込んだ一歩でついに大きな変化が―

それにしてもケンヤがキレ者すぎてちょっと怖いｗ本音を言うと、2割くらい犯人（もしくは共犯者）じゃないかと思ってましたｗそのくらい子供離れした洞察力と行動力の持ち主ですね。
とはいえ、今巻でのやり取りでその可能性はほぼ無くなったと見えます。ある意味、彼も彼なりに子供だった、というか…。

悟は本来大人であり、その思考・知識に基づいて行動をしています。しかし、読んでいる最中はそういう印象はほとんどなく…これはそういう設定が上手く描写されていないのではなく、実の所、大人と子供の行動なんて大差はないという事なのかも知れません。
だからこそ、覚悟と信念さえあれば子供だって凶悪犯に立ち向かえる（かもしれない）。
ギリギリの境界線を歩きながら、投げ出さずに最善を尽くせば、大切な人が救える…とても素晴らしい事です。

そして「隠れ家」が醸す仄かな少年時代の冒険心が酷く、染みます。
これこそ子供にできる最大の冒険であり努力。…だからこそ、これ以上の手がないからこそ、次の一手は直球勝負に踏み切れたのでしょう。
やはり、一生懸命さや必死さは状況の打開に結びつくものなのだな、と。

それから。
地味ではありますが、犯人への憤りや加代の母への怒り等、理不尽に対して素直に反発できる辺り、やはり悟は「正義の味方」になれる人なんだなぁと思うのでした。

それにしても、「…あたし邪魔だべか？」なんて言わせちゃう空気を醸す小学生、ヤだなぁｗ

逮捕された瞬間、悟に【再上映】が起きる！
その結果、願っていた1988年へと舞い戻ることに。
今度こそ失敗しない、雛月を救う！　強く誓い、行動を開始した悟であったが、戻った先で見たもの…それは同級生・ケンヤの冷たい眼差しで…？

逮捕された直後に再び再上映で過去に舞い戻った悟。
今度こそという彼の強い信念が周囲にも伝わっていく感じがすごくいい。
ケンヤにバレたときはどういう反応になるのか心配したけど、彼はいい子だ。あと他の子達も。
友達やお母さんも巻き込んで、ついに雛月ちゃんを救うことに成功する。これは本当に嬉しい、ただ嬉しいけど根本的な部分である犯人はまだ野放しだし、目的もよくわかってない以上、また突き落とされそうでビクビクしてしまう。
キリ的にはすごく良い感じだけど、これが現代にどう影響を及ぼすのかも気になる。雛月ちゃん生存になるんだろうか。
続きも楽しみ。

終わった….のか？

いや終わってはいないんだろうなぁ。そもそも真犯人は捕まっていないわけで。この後は現在に戻るのだろうか、だとすると過去を変えたことで現在はどうなっているんだ？

話も面白いし個々のエピソードや登場人物がとても魅力的。なんというか「良作」って感じ

ひとつ、問題を解決したのだろうか。
小学生のときの事件は、起きる前にくいとめることに成功はしたように見える。
けれど、問題はそれだけではなかったはずだ。
謎は残されていて、解決されてはいない。
この巻で、一見うまくいったようにみえるだけに、これから先の展開がかえってこわくもある。

面白かった！とうとう、雛月を救うことができた！
読んでいてとてもスカッとしました。やったね！
これで未来もいい方に変わっていればいいんだけれど…まだわかりませんね。
それにしても、毎回あとがきに描かれている変わった人たちのインパクトがすごいです。今回も、変なじいさんのことが書かれていましたが、近所にいたら嫌だなあ。