僕だけがいない街 5巻徹底ネタバレと感想・レビューまとめ

この記事では【僕だけがいない街 5巻徹底ネタバレと感想・レビューまとめ】という内容をお届けしていきます。

ついに加代を助けることができた悟。ですが、まだようやく一歩進んだに過ぎません。ユウキさん・悟の母親も助けだし、真犯人を突き止めなければ解決とはいえないからです。

●5巻のあらすじ・徹底ネタバレ
●感想・レビュー
●無料試し読みができるサイト

これらについてまとめました。

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僕だけがいない街 5巻の収録話

25話：[あの頃]はもう無い　1988.03
26話：冤罪事件　1988.03
27話；誘拐の条件　1988.03
28話：おかえりなさい　1988.03
29話：すぐ側にいる　1988.03
30話：確信めいた予感　1988.03

僕だけがいない街 5巻のあらすじ・徹底ネタバレ

25話：[あの頃]はもう無い　1988.03

悟は夢を見ています。

窓の向こうには愛莉（アイリ）の姿が。アイリ・・・アイリ・・・？アイリ・・・！何度も愛莉の名前を呼びますが、全く反応してくれません。

目を覚ました悟に「おはよう」と挨拶するお母さん。悟は2006年に戻らないことを不思議に思っていました。

加代を助ける＝お母さんを助ける＝ユウキさんを助ける

この図式に間違いはないのですが、終わりが一向に見えてきません。そんな中、一つの仮説に行き着きます。

【真犯人に辿り着かないかぎり、終わりはない・・・？】

後日、八代先生の車に乗ってプリントを配ることになった悟。

八代先生と会話をしているうちに、次第に気持ちが楽になっていきました。

ふと、ダッシュボードからはみ出てい「何か」を見付けます。

悟がダッシュボードを開けると、その何かが山のように落ちてきました。

その正体は・・・【飴】

おかしなくらい大量に入ってた飴、後々の伏線になっていそうです。

26話：冤罪事件　1988.03

悟は加代を助けたことで達成感を得たと同時に、気が抜けていました。

また、「あの2006年はない」という虚無感も感じていました。

そんな悟を見て、ケンヤは異変に気付きました。「油断みたいな気の緩み方」と指摘をします。

ですがその後、お互いに話をしていくうちに【これが「ともだち」ってヤツだ】という実感を得るのでした。

その後、悟たちは隠れ家にしていたあのバスに向かいます。

すると、この前までおいてあったリュックサックと練炭がなくなっていました。

誰かが持ち帰ったことに間違いはない。そして、その誰かこそが【真犯人】

27話；誘拐の条件　1988.03

ある日の夜、悟はユウキの家を訪れました。

そして、ユウキに中西彩のことを尋ねると、どうやら既に接触していたようです。

というのもユウキは、ひとりぼっちでいる子に声をかける性質があったからです。

その後悟は、真犯人が誘拐・殺害を実行する条件を2つ推測していました。

身代わりの犯人を用意すること
被害者には「ひとりぼっち」の時間がある

悟がやるべきことは「２」の条件を潰すこと。中西彩をひとりぼっちにしなければ、誘拐・殺害を食い止めることができる、と考えました。

28話：おかえりなさい　1988.03

悟たちはひとりぼっちになっていた中西彩に声をかけます。

これまで全く接点がなかったわけですから、彩は当然不信感を抱きます。

なんとか徐々に打ち解け始めたものの、やっぱり男子って子供っぽいと言われてしまい、「やってしまった感」が・・・

どうやって彩に近付けばいいのか。

悟たちがアジトで考えていると、突然彩がアジトにやってきました。

【アジト、ヒマだから来てみたわ】

29話：すぐ側にいる　1988.03

加代
彩
広美

殺されるだった3人が、今こうやってアジトにいます。

真犯人を見付けられるか不安に思っていたところ、ケンヤに喝を入れられます。

再び気合いを入れ直した悟。

放課後、悟は加代を夕食に誘いました。そして、家に向かう前にクリスマスツリーを見た山道に寄り道します。

【ありがとう、あたしをあの場所から連れ出してくれて。悟はあたしのヒーローだよ】

中身は29歳の悟も、顔を真赤にして口をパクパクしています。

その後、悟の家に入ると、テレビ石川の「澤田さん」が来ていました。

澤田さんも事件についてのことを調べているようで、この街にきていました。

【連続誘拐殺人犯】

澤田さんも悟と同じヤツを探していました。そして、この街にヤツがたら【必ずこの街で事件は起こる】と懸念していました。

30話：確信めいた予感　1988.03

悟は「今度は美里が【ひとりぼっち】」になっていることを心配していました。

放課後、美里を尾行して体育館に行くものの、なかなか声をかけられません。

すると、「白鳥食品」と書かれたトラックにのってどこかへ行ってしまいます。

そこに、ちょうどタイミングよく八代先生が。

八代先生の車にのって白鳥食品のトラックを尾行する悟。

今日もダッシュボードから飴を拝借・・・しようとすると、そこには【下剤】が。

【これ、僕の車じゃないんだ】

八代先生の表情がおかしい・・・。悟も何かに感づいたかのような表情になります。

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僕だけがいない街 5巻の感想・レビュー

金曜の夜中に２巻～５巻までを一気読み。気が付いたら空が明るくなっていた。主人公が現代と子供時代を何度も行き来して、試行錯誤を繰り返しながら、連続誘拐殺人事件の真相に近づいていくSFミステリ。５巻の最後にて、事件の真相はほぼ明らかになったので、あとは主人公が最後のピンチをどのように乗り切るのか？おそらく最終巻となる６巻が待ち遠しい。

意外な人物すぎても「はぁぁ⁇」ってなるし。ある程度、読者に予想させつつ、驚きも与えなくてはいけない。そこらへんがミステリーの演出の妙というやつですか⁈
なにもかも順調だった…いや順調に行き過ぎていた5巻です。しかしこの漫画はいつも巻末に「うわゎゎゎ…」な展開を持ってくる。
『僕だけがいない』ってそういうこと⁈ ミスリードじゃないの？

マジか！と思ったけど，ここに来て真犯人が．
何度も予想していたし，その予想を裏切るかのような展開にホッとしたり，一抹の不安を覚えたり，いろいろ揺さぶられてしまったけど，ついに分かってしまった．うーん，どうなるんだ次巻．

加代が救われた後も2006年に戻ることができない悟。
それを理解してくれるケンヤの存在が大きい。悟はケンヤに連続誘拐殺人犯が潜んでいるのではないかという臆測を話す。
悟たちは次の犠牲者となるはずだった隣の小学校の中西彩にも近づいて友情の輪を広げる。それが誘拐殺人を防ぐ道だと信じて。
そして悟は自分でも気付かないうちに事件の核心に近づいていたのだった。
ラストシーンが衝撃的。