この記事では【ダンス・マカブル〜西洋暗黒小史〜 2巻 ネタバレ|暗殺の天使と首切りの紳士編】という内容をお届けしていきます。
ジル・ド・レ編に続くテーマは「暗殺の天使と首切りの紳士」編です。死刑執行人である「シャルル=アンリ・サンソン」と暗殺の天使「シャルロット=コルデー」の物語。
- 2巻「暗殺の天使と首切りの紳士」編のネタバレ
- 感想・レビュー
- 無料試し読みの紹介
これらについてまとめました。
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ダンス・マカブル 2巻「暗殺の天使と首切りの紳士」編のネタバレ
1793年7月13日 パリ・コルドリエ街
「思い知りなさい!民衆を扇動し祖国を荒廃させた罪を!」
貴族の服装をしたとある女が、男を切り殺してしまいました。
この女の名前は「シャルロット・コルデー」、殺された男は、ジャコバン派三大指導者の1人「ジャン=ポール・マラー」でした。
シャルロット・コルデーは革命裁判により、死刑が確定。
その後、死刑執行人の「シャルル=アンリ・サンソン」が迎えにやってきました。
シャルルに連れられて広場に向かう道中で、シャルロットは「ダミアンの刑」についての話を聞きます。
シャルルは説明することをためらいましたが、シャルロットに説明を強制されました。
36年前、1757年3月28日、パリ・グレーヴ広場。
当時、シャルルは18歳でした。マラーは父の後を次いで死刑執行人になったのですが、まだ経験が少なかったんです。
そこで、ダミアンの死刑を代わりに執行したのが、叔父の「ガブリエル」でした。
シャルルとガブリエルは、ダミアンを広場へと連れて行き「編み上げ靴:ブロドカン」という拷問をかけました。
シャルルが知る限り最も痛みの激しい拷問で「脚を板で挟んで、楔(くさび)を打ち込む」というものでした。
さらに、ダミアンの右手を硫黄で焼き、灼けたペンチで胸や手足を引きちぎり、そこに鉛などを混ぜた激熱の液体を注いだり・・・。
ですが、拷問はここからが本番でした。
ガブリエルはシャルルに馬を連れてくるよう指示。
そして、両手両足を馬で引っ張る拷問を・・・ですが、1時間以上引っ張ってもダミアンの手足はちぎれませんでした。
その後、ガブリエルはダミアンの両手両足の腱を斧で切断。
再度、引っ張ったところ、脚が一本だけ残った状態に。しかもこの時、ダミアンはまだ死んでいませんでした。
処刑開始から約4時間後。ダミアンはそのまま火に投げ込まれ、ようやく息絶えました。
ダミアンの刑の説明を終えたシャルルの目からは、涙がこぼれていました。
それを見たシャルロットは「あなたは死刑執行人に向いていない」と言います。
ですが、シャルルは「私の代で投げ出すわけには行かない」と言います。
そして、続けて「正義の柱”ギロチン”」が誕生した経緯を話します。
1792年3月 チュイルリー宮殿
シャルルは国王のルイ16世の提案を元に、ギロチンの設計図を考えていました。
シャルルはかねてからルイ16世を尊敬していたため、彼のためなら死刑執行人として代わって手を汚す役目を喜んで引き受けよう、と決意していました。
が・・・ある日。
ルイ16世自身が”ギロチン”で処されることに。
そう、シャルルは敬愛する主人の首を自ら斬ったのでした。
涙ながらに話すシャルル、その姿を見てシャルロット自身も涙を流していました。
シャルロットには「もう少しだけシャルルと話したい」という生きたい気持ちが芽生えていました。
ですが、残された時間はあと僅か。
シャルルと話しているうちに、広場へ辿り着き、ギロチン台へと乗せられます。
そして・・・シャルルの目の前で、シャルロットはギロチン刑に処されるのでした。
シャルル=アンリ・サンソンは数多くの著名人を処刑してきました。
- ルイ16世
- マリー=アントワネット
- 王妹エリザベート
ただ、彼は有名無名に関わらず、死刑囚に出来る限りの心配りをしていたことから「人道的な首斬り人」と呼ばれていました。
ダンス・マカブル 2巻「暗殺の天使と首切りの紳士」編の感想・レビュー
全く救いのない話もかなりあるけど、ま、多少はね?
キリストと、シャルル=アンリ・サンソンの話は個人的にけっこう好き。
(ダンスマカブル)— 善zen (@Mitorago) 2016年1月8日
『ダンスマカブル 西洋暗黒小史(2)』を読んだ。フランス貴族ジル・ド・レ、死刑執行人シャルル=アンリ・サンソン、魔女狩り将軍マシュー・ホプキンスの3人を扱った短編漫画が掲載されている。1巻に引き続き、全く持って残酷で無残。ジル・ド・レに狂気を感じ、ホプキンスに殺意を感じた。
— たまきち (@Sacred_Maggot) 2011年9月7日
独特の世界観が光る、これまでにないタイプの作品です。ストーリーは残酷で不快感を感じる方もいるかもしれませんが、各々の話にメッセージ性があり、ぐっとくるものがありました。絵もとても美しかったです。個人的には「暗殺の天使と首切りの紳士」が印象深かったです
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